後納郵便封筒とは、1ヶ月の間に利用した郵便物の料金を翌月にまとめて支払うことの出来るサービスです。
通常、郵便物を出す場合は、はがきや封書へ1通ずつ切手を貼らなければなければなりませんが、料金後納郵便の場合は切手の代わりに「料金後納郵便」という専用のマークを印字表示することで切手を貼り付けることなく郵送が可能になります。
DMやアンケート、広告郵便物などを毎月50通以上利用している方には下記メリットがあるサービスですので、ぜひ参考にしてみてください。
① 経理作業の効率化
郵便物や荷物の発送にあたっては、「通信費」や「荷造運賃」という項目で経費を計上しなければなりません。
しかし、郵便物の量が多くなるほど経費として処理すべき量も増え、事務処理が煩雑化します。
また、はがきや切手を社内でストックして置く場合には、在庫管理にも手間がかかります。
しかし、料金後納郵便であれば郵便物を差し出す度の経費申請が不要となります。
また、はがきや切手をストックしておく必要もなく、在庫管理の手間も省けます。
②経費削減
料金後納郵便では、配達日数や条件により、下記割引が適用されます。
◆通常と同じ日数で送達する郵便物・荷物 割引率:1%~6%
この際には、「差出事業所名」と「料金後納(別納)郵便」との間に1本のラインが入った後納マークを使用します。
(マークのイメージは右図を参照)
◆3日程度配達日数に余裕を承諾した広告郵便物 割引率:4%~7%
この際には、「差出事業所名」と「料金後納(別納)郵便」との間に2本のラインが入った後納マークを使用します。
(マークのイメージは右図を参照)
◆7日程度配達日数に余裕を承諾した広告郵便物など 割引率:7%~10%
この際には、「差出事業所名」の上に1本のラインと、「差出事業所名」と「料金後納(別納)郵便」との間に2本のラインが入った後納マークを使用します。
(マークのイメージは右図を参照)
※2022年6月現在の情報となります。
割引に関しては、日本郵便のホームページで詳細情報をご確認いただけます。
https://www.post.japanpost.jp/service/discount/kubun_discount.html
上記のように、後納マークにも種類がありますので、ご自身のご状況に応じてマークを使用をしてください。
また、マークのサイズに関しては、円形の表示の場合の大きさは、直径2cm〜3cm、四角形の表示の場合の大きさは、縦・横それぞれ2cm〜3cmとなっております。
表示位置に関しては、和封筒(縦長封筒)の場合は左上に配置し、洋封筒(横長の封筒)の場合は右上となります。
洋封筒(横長)の場合に左上に間違えて配置してしまいがちですが、右上が正しい位置となりますのでご注意ください。