【半導体式センサー】
<メリット>
①価格が安い
センサーの製造コストが安価なため、アルコールチェッカー本体も安価になります。多くの台数が必要な場合、導入コストを抑える事ができます。
②センサー本体が小型
センサー本体が小型な為、アルコールチェッカー自体も小型になります。個人で持ち運びやすくなります。
③測定時間が短い
検知結果を素早く確認することが可能で、測定に時間がかかりません。
<デメリット>
①安定性および再現性があまり高くない
酸素量をもとにアルコール濃度を測定するため、呼気に含まれるアルコールに近い成分に反応しやすく、アルコールを摂取していないにも関わらず反応を示す場合があります。
②経年変化が大きく、使い切りが基本となる
センサーの劣化が早いと言われており、基本的に使い切りとなります。
【電気化学式センサー】
<メリット>
①アルコール以外の干渉が少なく正確な測定が行える。
アルコール以外のガスへ反応しにくく、エタノール以外にはほぼ反応せず、より正確な測定が可能。
②耐久性が高い
半導体式と比較すると、経年劣化がしにくい傾向にあり耐久性があります。
③環境の影響を受けにくい
周囲環境の影響を受けにくく食事・タバコ・薬などに反応しにくい傾向にあります。
④校正間隔が長い
センサーの耐久性もあり、使用回数が10,000回や15,000回と利用できます。
<デメリット>
①価格が高い
センターの製造コストが高価なため検知器本体の価格も高くなります。
②定期的なメンテナンスが必要
電気化学式アルコール検知器の場合、使い捨てではなく定期的なメンテナンスをすれば、続けて使用することができます。しかしセンサー自体が高価なため、メンテナンス費用も高価となります。安価な半導体式センサーの新品よりもメンテナンス費用が高くなります。
半導体式ガスセンサーと、電気化学式センサーのどちらが良いかは一概には言えませんが、
耐久性や精度を考慮すると、使用頻度が高ければ「電気化学式センサー」、使用頻度が低ければ「半導体式ガスセンサー」がおすすめです。
そのため、会社など業務でアルコールチェッカーを使用する場合は、正確な測定ができ、長く使用できる「電気化学式センサー」がおすすめです。
総務課ラボを運営する7officeでも、電気化学式センサーのアルコールチェッカーを皆さまにおすすめしております。
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