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  • 企業の防災対策に必要なことって?最低限必要な防災用品11連発!
地震や豪雨などによる自然災害が全国で多発しています。
地震に関しては一度も経験したことのない方の方が少ないかもしれません。
そのような中で、企業に求められているのは防災への対策です。             
自社の従業員や設備をしっかりと守れるような防災対策を行っていく必要があります。
そこで今回は、企業が取るべき防災対策に関して解説していきます。

1.企業防災とは

企業防災はその名の通り、企業が災害などに対して事前に備えておくべき施策の総称です。
そして、企業防災は大きく下記の2つに分解されます。
 
・防災…自然災害などによる、自社の従業員や設備の被害を最小限に抑えるために、事前に実施する対策
・BCP(事業継続計画)…被災した後にいかにして事業活動を早期復旧、継続させていくかのための対策
 
簡単に言うと、「防災」は災害時に対する事前準備であり、「BCP」は災害後にどのように事業を再開、継続させていくのかという事後対応にあたります。
どちらか一つについて取り組んでいれば良いというものではなく、どちらもしっかりと対策を取ることが企業防災において重要です。
 

2.企業防災がなぜ必要か

企業は企業防災に取り組まなければなりません。
その理由は労働契約法にあります。
労働者の安全への配慮について定めた労働契約法の第5条では、安全配慮義務という内容が記載されています。
この安全配慮義務はこれまでは労働災害や従業員の健康管理などについて言及されることが多かったのですが、近年の自然災害への対応に関しても当てはまるケースが発生しています。
つまり、災害時にも従業員の安全を守るための安全配慮義務は適応されるため、会社として企業防災に取り組む責任があるということになります。
災害時の労使トラブルを避けるためにも、日ごろから企業防災に取り組んでいきましょう。
 

3.企業防災に取り組んでいない企業のリスク

3.企業防災に取り組んでいない企業のリスク
企業防災に取り組んでいないということは大きなリスクになります。
 
・従業員が負傷してしまい出社できなくなってしまった。
・従業員の自宅に大きな被害が出てしまい、当面出社できなくなってしまった
・自社オフィスの復旧対応のための人手が不足している
・自社の建物や設備が損壊してしまった
・人手、備えが不足しており設備が修理できない
・冷蔵品の保管ができず。自社の在庫を処分せざるを得ない
・サーバーに被害が出てしまい、データが滅失してしまった
・ネットワークが途絶してしまい、システムの利用ができない
・物流体制が崩れ、原料が調達できず事業が再開できない
 
特に企業の防災対策で重要となるのは、被災後にいかに事業を再開、継続させていくかです。
例としてリスクに上げたような事態にならないよう、防災、BCPなどの企業防災にしっかり取り組むようにしましょう。
 

4.企業の防災対策で必要なこと

企業の防災対策は大きく4つの段階に分かれます。
 
①事前準備
自然災害はいつ発生するかわかりません。
そのため、事前に防災対策を行うことが非常に重要です。
保存水や保存食、懐中電灯などの備品の準備を怠らないようにしましょう。
また、地震が発生した際に室内の備品や照明器具などが転倒、落下しないよう事前に対策を取ることも重要です。
オフィスや施設の管理担当の方は忘れずにチェックしましょう。
従業員の方に対しては、定期的な避難訓練、救助訓練を実施することで、日ごろの防災に対する意識を高めるようにしていきましょう。
 
②災害発生直後
災害発生直後は命を最優先に行動しましょう。
自分、そして自社の従業員の安全確保に動きましょう。
また、負傷者などが発生した際は、周囲の人と協力しながら救助活動を行いましょう。
 
③災害発生数日後
災害発生数日後には、自社の従業員やその家族の安否確認を行いましょう。
また、自社のオフィスや設備などの被害状況を確認し、現状把握を実施しましょう。
災害発生後には外部からの情報が途絶されてしまうため、この段階では周辺地域のインフラ関連も含めた情報収集に励みましょう。
 
④復旧活動
事業再開に向けて復旧活動を行いましょう。
従業員が仕事を再開できるようにするために、もし帰宅困難者や社内に滞在せざるを得ない状況の従業員がいるようであれば、専用の施設を設営するなどの手配を行いましょう。
また、オフィスや設備の復旧作業も同時に進めていきましょう。
 
この4段階における施策をいかにスムーズに行えるか、事業再開までの期間を短縮できるかはすべて事前準備に関わっています。
日ごろから企業防災に取り組む際は、各段階での動きを意識していくようにしましょう。

5.企業の防災対策に必要なもの

5.企業の防災対策に必要なもの
防災対策には、必要となる備品を用意しておくことも重要です。
下記に最低限必要となる防災用品をまとめましたのでチェックしてみてください。
 
①保存水
災害時、1人あたり1日3リットルの飲料水が必要となります。
最低でも3日分の水は用意しておくべきでしょう。
また、会社保管用の2リットルタイプと、従業員配布用の500ミリリットルタイプを用意しておくことをおすすめします。
 
②保存食
災害初期は、加熱や調理不要ですぐに食べることができるような食品があると良いでしょう。
人数分の保存食の用意をし、賞味期限は定期的に確認するようにしましょう。
 
③ヘルメット
災害時は自身、従業員の安全確保が何よりも重要になります。
避難時や帰宅時に危険から身を守るために、ヘルメットを従業員の数分用意しておきましょう。
また、用意した際には非常時にすぐに装着できるように、保管場所を従業員に周知しておきましょう。
 
④簡易トイレ
断水時に必要となるのがトイレです。
衛生的な問題が発生しないよう、必ず準備しておきましょう。
 
⑤敷物
敷物といっても、ブルーシートのようなものでは少し心細いです。
個人で利用できるような寝袋のようなものの方が、衛生管理の面から見てもおすすめです。
保温性に優れ、コンパクトに保管することができるため、いざという時のためにも準備しておきましょう。
 
⑥携帯ラジオ
情報収集をするためのツールとして、数台は用意するようにしましょう。
携帯ラジオは豊富な機能を備えているものも多いですが、懐中電灯と一体型のものが災害時にはおすすめです。
 
⑦懐中電灯
停電時や夜間の災害に備えて必ず準備しておきましょう。
乾電池式の懐中電灯の場合は、いざという時に電池切れという事態にならないように、定期的に電池の確認、交換を行いましょう。
 
⑧救急医療薬品類
必ず常備しておきたい救急用品としては、包帯・ガーゼ・ばんそうこう・はさみ・ピンセット・爪切り・マスクなどが挙げられます。
自社の従業員規模に応じて、必要と想定される分のセット品を準備しておきましょう。
 
⑨発電機
非常時においてもスマートフォンでの情報収集は必要不可欠です。
複数台のスマートフォンを同時に充電できるような発電機を準備しておくとよいでしょう。
 
⑩保温シート
防災グッズとしては定番である、アルミのブランケットです
毛布よりも保温性が優れており、かつコンパクトにたたむことができるため、保管もしやすいです。
 
⑪非常持出袋
非常時に必要となる防災用品をまとめて入れておくための袋です。
会社から自宅までへの帰宅支援グッズをまとめる、女性が助かる防災グッズをまとめるなど、自社の状況に応じて事前に用意しておきましょう。

6.まとめ

いかがだったでしょうか?
企業の防災対諾は必要不可欠であり、取り組まなければ思わぬリスクに直面することになります。
企業防災は何よりも準備が重要です。
備品の準備や、災害後の事業再開までの計画など、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
 
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